インデックス投資信託オススメ3選

投資
この記事でわかること
  • なぜインデックス投資が良いのかがわかります。
  • インデックス投資の中身がわかります。
  • インデックス投資のオススメ商品がわかります。

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色々ある投資の種類、何を選ぶべき?

銀猫
銀猫

最初に結論を言うと、自分が良いと思える指数に連動した低コストのインデックスファンド(投資信託)が長期運用の最適解だと考えています。

 

ひとくちに投資と言っても、各会社を名指しで買う(個別株投資)、株の詰め合わせパックを買う(投資信託)、通貨両替の差額で儲ける(FX)、値上がりしそうなモノに投資する(金・暗号資産など) ……などなど、様々な種類があります。

その中でも始めやすく、かつ再現性が高いのが投資信託です。中身のメンテは運用会社がやってくれるので、個別株投資と違ってさほど難しい知識は要らないのが魅力ですね。

 

インデックスファンドとアクティブファンド

「ファンド」を平たく言うと”皆からお金を集めて運用するよ”という意味になります。

この運用の仕方によって、投資信託はインデックスとアクティブの2種類に大別たいべつされます。

インデックスファンドは、既にある色々な指数(TOPIX,S&P500など)と連動する銘柄の半自動パック。運用会社の手間も掛からないためその分手数料が安く、オススメのタイプです。

アクティブファンドは運用会社が「こういうセットならインデックスより成績良くなるだろう。」と選ぶ銘柄の詰め合わせパック。あくまでインデックスに勝つことを目指す商品で、勝てるとは言っていないところがポイントです。

更にここから配当ある/ない(その分評価額が増える)と分かれますが、ややこしいので今回は割愛します。

 

インデックスファンドの強み

世界の経済は上がったり下がったりを繰り返しながら、長い期間を経て底上げされてきた歴史があります。今後も人類は発展すると仮定すれば、合わせて経済も成長していくのが道理です。

資本主義が崩壊しない限りはじわじわと成長する経済。市場の平均値をゲットできるインデックスファンドは、この恩恵を存分に受け取れるというワケですね。

全世界、アメリカ、日本……どこの平均値を買うかでパフォーマンスやリスクも変わるので、存分に疑って掛かり、これだと決めた指数に連動するファンドに投資しましょう。

 

銀猫
銀猫

と言っても、鉄板のオススメはあるんですけどね!

 

アクティブファンドはダメなの?

銀猫
銀猫

銀猫は「優秀なインデックスファンド一択。アクティブファンドなど要らぬ!」と考えています。

 

アクティブファンドは手数料が高いため、長期になればなるほどインデックスファンドの成績を超えられないという結果が出ているそうです。

よく聞く話では、アクティブファンドの約95%が長期の成績でインデックスファンドに負けてしまうそうです。 アクティブは手間が掛かる分手数料が高く、そのせいで投資する人の利益が減ります。結果、かさんだコストでインデックス以下の成績になることが多いんだそうな。

商品説明では自分たちの有利な期間だけ切り取って、「ほら、こんなに儲かる!」とアピールしてくるので要注意ですよ。

 

どれが好み?株価指数3選!

まずは銀猫オススメの株価指数3選をご紹介します。具体的なインデックスファンドについては次の項目でご紹介しますね!

 

①S&P500

正式名称「Standard & Poor’s 500 Stock Index(スタンダード・アンド・プアーズ500種指数)」。みんな大好き、愛称「S&P500えすぴー500」です!

砕けた言い方をすると「全集中、米国トップ500社の型」。米国上場企業の株価を8割方カバーする大人気指数で、時価総額加重平均(大きな企業ほど沢山入る計算法)で計算されます。

2024年末の時点で世界全体の株価の半分を占めるほどの強さを誇る米国株式市場なので、成長率も安定感も抜群です。

それぞれの会社の業績によって、常に上位500社は入れ替えメンテナンスされるので安心。現在の銀猫のイチ押しです。

 

銀猫
銀猫

アメリカの強さを信じられる人はこれ一択。我が家の主力積み立て指数です!

 

②MSCI ACWI(全世界株式)

MSCI ACWIアクウィ(MSCIカントリー・ワールド・インデックス)。よく聞く「オルカン」というインデックスファンドの愛称はここから来ているんですね。

ザックリ言うと世界上位3000社に分散の型。他2つが一国集中なのに対し、各国分散なのが最大の特徴。S&P500と同様に、こちらも時価総額加重平均です。

米国企業が巨大すぎるため、MSCI ACWIの構成銘柄も現在は米国が6割以上を占めますが、他国が米国をしのぐほど成長すれば自動で比率を変えてくれます。

「広く分散されたインデックス投資が良い」とされる理論上一番美しいのですが、 米国が強すぎるため運用成績はS&P500に若干負けていますね。

 

ビギナーさん
ビギナーさん

一番強い米国が60%くらいで他とセットになっているMSCI ACWIと、伸びてる部分だけで構成されてるS&P500ならS&P500の方が成績が良くなるワケか……

銀猫
銀猫

とは言え、これは米国が一番強い現在に限った話。もし他の国の多くの企業が米国を圧倒するような成長をすれば、立場は逆転するでしょうね。

銀猫
銀猫

まあ、米国が急にそんな没落をしたら世界経済がクラッシュするでしょうし、ゆっくり没落するならその頃には銀猫は虹の向こうかな……と思っているので、ウチでは少しだけ買うに留めています。

 

理論最高!と思える人や、将来アメリカが没落したら?が心配で仕方ない人にはオススメできます。

 

③TOPIX

こちらは「東京証券取引所に上場する銘柄」の時価総額加重平均です。

算術平均で計算する日経平均株価と違い、規模の大きな企業の株価が大きく影響するします。 海外指数より成績はふるわないものの、為替の影響を受けないのが強みです。

取り崩すときに円高だろうと円安だろうと、気にせずに済むのが一番の強み……なんですが、割と日本の株価そのものが円の値段に影響受けがちなのは何ともなぁ。

 

銀猫
銀猫

ここからは、いわゆる鉄板のインデックスファンドをご紹介。銀猫も全商品保有しています。

 

①S&P500連動インデックスファンド

横綱:emaxis slim 米国株式

三菱UFJアセットマネジメントが提供するインデックスファンド。

S&P500に投資したいならこれ!とお勧めできる、インデックス投資の最終兵器みたいな商品です。

最大の魅力は激安の手数料。「業界最安水準を目指す」と公約しているだけあり、2025年1月25日にも手数料引き下げが実行されました。

 

銀猫
銀猫

投資結果が指数に連動するということは、どこの会社の商品でも運用結果に差が出ないという事。手数料の高い・低いがダイレクトに利益に影響するので、コストの安さは正義なのです!

 

欠点を無理矢理挙げるとするなら、窓口証券用のラインナップと名前が似ていること。「slim」と付いている方が安くて優良な方ですので、お間違えないようにご注意下さい。

 

大関:楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド

楽天証券ユーザーの人にはこちらもオススメ。

楽天証券が満を持してリリースしたS&P500連動インデックスファンド。楽天証券でしか買えない商品で、持ってるとほんの少しだけオマケの楽天ポイント付きます。

昨年の運用実績では、何とコストがemaxis slim 米国株式より安いという鬼コスパ商品です。

実際の運用結果でもemaxis slimよりコストが安いと確認できたので、銀猫は新規積み立てをこちらに変更しました。

 

②MSCI ACWI連動インデックスファンド

絶対王者:emaxisslim全世界株式(オール・カントリー)

愛称「オルカン」。emaxis slimシリーズの全世界株式版で、特徴はemaxis slim 米国株式とほぼ同じです。

S&P500とオルカンどっち買う?問題は「投資界のキノコVSタケノコ論争」みたいなもの。好みの問題なので、言うなればどっちも正解です!

例えば100年後の世界なら、流石さすがに米国が弱って覇権交代していて、オルカンの方が断然成績が良くなってるシナリオもあるかもしれませんね。

でも、そんな先のことを考えても仕方がありません。もしどっちかに絞ることができなければ、S&P500とオルカンの両方を買うという選択肢もあります。均等に買うと、両方の中間のパフォーマンスになるだけですから安心して下さいね。

 

③TOPIX連動インデックスファンド

大エース:emaxisslim国内株式(TOPIX)

王者emaxisslimシリーズのTOPIX版。特徴は同じなので省略します。

正直、直近の利回りはS&P500やオルカンに比べると見劣りしますが……銀猫は「日本の市場が爆発的な成長を遂げたらいいな」という枠で持ってます。

経済評論家の上念司さんは、「今から持つならTOPIXで良いと思いますけどね。為替リスクもないし。」と仰っていますね。

S&P500とオルカンはドル資産なのに対しTOPIXは円資産のため、為替がいくら動いてもTOPIXの値段が変化することはありません。(ドル資産はモロに為替の変動で評価額が動く)

ただし、為替が動く→影響を受けて株価が下がる→評価額が下がるという順序で評価額が下がることは割とよくあるため、為替と無関係とも言えないのでは……というのが正直な感想ですね。

 

 

以上、オススメのインデックス投信について紹介させて頂きました。

銀猫家のポートフォリオ(資産の組み合わせ状況)と何でその商品を選んだかについては、後日コラムでご紹介しようかと思いますので、ぜひご覧くださいませ!

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